2023.04.30
膝蓋腱炎
最近、ランニングを始めたのはいいけど、
膝が痛くて走るのやめようかなと思っていませんか?
そんなあなたに膝が痛くなっている原因とオススメの対処法をお伝えします。
膝蓋腱炎とは?
膝蓋腱炎とは、膝蓋腱が炎症を起こす病態です。
膝蓋腱は大腿骨の下端の膝蓋骨につながる筋肉で、膝関節を支え、膝を伸ばす運動を行います。
膝蓋腱炎は、反復的な過負荷によって膝蓋腱に微小な損傷が生じ、その損傷部分が繰り返し刺激を受けて炎症を起こすことが原因と考えられています。
主にスポーツ選手やランナーなど、膝関節に負荷のかかるスポーツを行う人に多く見られます。
症状としては、膝の痛みや腫れ、圧痛、膝蓋骨の違和感、運動時に膝に痛みを感じるなどがあります。
治療には、安静やストレッチ、物理療法、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)などが用いられます。
重症の場合は手術が必要なこともあります。
膝蓋腱炎3つの原因
1.過剰な負荷:
膝蓋腱は、膝関節を支える重要な役割を果たしています。
反復的な過剰な負荷がかかるスポーツや、急激な運動増加など、膝蓋腱に大きな負荷がかかることが原因で、繰り返し微小な損傷が生じて膝蓋腱炎を引き起こすことがあります。
2.筋肉のバランスの乱れ:
膝蓋腱は、大腿四頭筋(太ももの筋肉)と膝蓋骨につながっています。
大腿四頭筋の筋力バランスが崩れたり、過度の使い方によって、膝蓋腱に負荷がかかり、膝蓋腱炎を引き起こすことがあります。
3.加齢や身体的な変化:
加齢によって、膝蓋腱の弾力性や強度が低下することがあり、繰り返し微小な損傷を受けた膝蓋腱が炎症を起こすことがあります。
また、運動不足や身体的な変化(肥満など)も、膝蓋腱炎を引き起こす要因となります。
膝蓋腱炎3つの対処法
1.適切なトレーニング:
適切なトレーニングを行うことで、膝蓋腱にかかる負荷を減らすことができます。例えば、膝蓋腱を強化するための筋力トレーニングや、適切なストレッチを行うことが重要です。
2.負荷の適正管理:
膝蓋腱に過剰な負荷がかかるスポーツや活動を行う場合には、適正な負荷管理を行うことが大切です。
急激な運動増加を避け、十分な休息をとることが必要です。
3.適切な装備の使用:
膝を保護するために、適切な装備の使用が必要です。
例えば、運動用のニーサポーターや、運動時に膝をサポートするためのテーピングを行うことが効果的です。
以上のような予防策を実践することで、膝蓋腱炎の発症を予防することができます。
また、症状が現れた場合は早期に治療を行い、再発を防ぐことも重要です。
当院での治療法と特徴
1:膝蓋腱の状態だけではなく身体全体のバランスを見て施術を行います。
当院では整体だけではなくリアラインという骨盤矯正専用器具を用いて、左右の骨盤のバランスや胸郭(背中の動き)を整えて負担なく走れる身体を作ります。
2:足部のバランスを診て必要性があれば適切なシューズや医療用矯正具のインソールを処方します。
当院はオーダーメードインソールの認定治療院で、インソール作成の認定資格を持ったスタッフも在籍しております。
3:その人の身体に合わせて個別に運動処方を行います。
膝蓋腱周りや骨盤周りの筋力を付けるトレーニングや楽トレ(EMS)を用いたトレーニングも行っております。