2019.10.01
シンスプリント
脚の痛みを感じる方、もしかしたら、それはシンスプリントかもしれません。
以下のような事は思い当たりませんか?
この様なお悩みの方は、当院へお越しください!
- スネの内側(外側)の中央より下の辺りが痛む。
- 高校に入学してから、部活の練習量が急激に増えた。
- 最近、ジョギング中にスネの辺りが痛み始めて走れなくなることがある。
- バレーボール部やバスケットボール部で、ジャンプ時に痛みが出ることが多い。
- ストレッチをしていても、身体が硬くてあまり伸びない。
- 偏平足気味である。
以上の項目で、当てはまることが多いと感じられる方は、シンスプリントになりかけているかもしれません。痛みを我慢したまま無理を続けると、疲労骨折につながる場合もございます。長期間、運動が出来なくなるような事態を回避するためにも、当院まで、お早めにご相談下さい。
シンスプリントの原因
シンスプリントは正式には「脛骨過労性骨膜炎」と言います。
下腿内側・外側(スネの内側・外側)の中央から下1/3の辺りに痛みが出ます。
シンスプリントの原因を簡単に言えば、筋肉の硬さが脛骨の骨膜を引っ張る為、ということになります。スネの周囲には、前脛骨筋・腓腹筋・ヒラメ筋・後脛骨筋など様々な筋肉があり、それらは骨を覆っている骨膜に付着しています。
例えば、ヒラメ筋は走る時や歩く時、ジャンプする時によく使う筋肉ですが、その動作をする度に強く骨膜が引っ張られて負担がかかっています。この状態が長く続くことで、骨膜が耐えられず炎症が起き、痛みが出るようになってしまいます。このような状態を引き起こす具体的な原因としては、過度の運動量、硬い路面での長距離ランニング、足底が薄くて硬いシューズでの運動、下肢の形態異常(O脚、偏平足など)、下腿三頭筋(ふくらはぎ)の柔軟性の低下、股・膝関節の柔軟性の低下などが考えられます。
特に発症しやすいスポーツとしては、ジョギング、バレーボール、サッカー、バドミントンなどが挙げられます。
当グループならではのシンスプリント治療について
手技や超音波治療器を用いたり、強い炎症の緩和のために、アイシングなどの処置を施す場合もございます。
当院のシンスプリント治療のポイント
- 状態に応じて、鍼灸治療を併用することもございます。
痛みの原因となっている筋肉の硬さを取るために、手技や超音波治療器を用いたり、強い炎症の緩和のために、アイシングなどの処置を施す場合もございます。状態に応じて、鍼灸治療を併用することもございます。その後、治療経過を見ながら、普段の身体の使い方(主に走り方、歩き方)をチェックし、再発防止を目的としたトレーニング指導やセルフケア指導をさせて頂きます。
当院では、ただ痛みを取り除いて終わりにするのではなく、その後の再発を防止することも視野に入れて、治療を進めて参ります。不安なことや質問がある際は、いつでも気軽にご相談下さい。