2019.10.02
眼精疲労
最近、なかなか目の疲れが取れなくなってきたという方で、
以下のようなことは思い当たりませんか?
この様なお悩みの方は、当院へお越しください!
- 長時間のパソコン作業をしている。
- 1点凝視していることが多い。
- 目が乾きやすい。
- 目の奥が痛む。
- 夕方になると物がぼやけて見えやすい。
- 焦点を合わせるのが辛くなった。
- だいぶ昔に作った眼鏡を使っている。
- 近視・乱視・遠視のいずれかがある。
- スマートフォンをよく使う。
- 睡眠が不足がちである。
ちょっとくらい休んだだけでは目の疲れが回復しにくいという場合、眼精疲労という、単なる疲れ目よりも、グレードアップした症状かもしれません。肩・首周りの辛さも踏まえて、ケアすることをお奨めします。
眼精疲労の原因
眼精疲労を誘発する原因は、視覚器の問題、外眼筋の問題、身体的要因(過労・睡眠不足)、精神的要因(ストレス)、環境的要因(長時間のPC作業)など多岐に渡ります。
ドライアイも眼精疲労とは密接に関わってきます
眼精疲労を誘発する原因は、視覚器の問題、外眼筋の問題、身体的要因(過労・睡眠不足)、精神的要因(ストレス)、環境的要因(長時間のPC作業)など多岐に渡ります。単一の原因で現れるよりも、複数の要素が絡み合って出現することが多い模様です。これらの中で、視覚器の1つである水晶体の弾力性の低下は、眼精疲労の出現具合と大いに関わってきます。(*水晶体:遠近感の調節に関わる、眼球内のレンズ的な所です。)
眼精疲労の場合、眼球及び、その周辺組織の機能低下が考えられますので、その本来の働きを取り戻す為の血流改善が重要になってきます。
加齢に伴い弾力性が低下してくることで、見ているものとの焦点が合わせにくくなり、結果的に、眼球の向きを調節する外眼筋にも負担がかかることにつながります。また、ドライアイも眼精疲労とは密接に関わってきますが、こちらは、1点凝視が続くことで瞬きが減ったり、空気の乾燥によって憎悪することもございます。ドライアイのみならず、口が乾くドライマウスを併発しているような場合には、シェーグレン症候群と呼ばれる、別の疾患の可能性がありますので注意が必要です。
当グループならではの眼精疲労治療について
鍼灸治療や指圧マッサージを用いることで対応いたしております。
当院の眼精疲労治療のポイント
- 状況に応じて、全身的な治療をお奨めする場合もございます。
眼精疲労に対しては、眼の周囲、及び関連する周辺部位の筋緊張の緩和と血流改善を目的とした、鍼灸治療や指圧マッサージを用いることで対応いたしております。眼の症状の緩和が期待できる経穴(ツボ)は、頭部・顔面だけでなく、背中や手・足にも多数存在しますので、状況に応じて、全身的な治療をお奨めする場合もございます。
眼の周りに使用する鍼は、非常に細く、短いので、痛みを伴うこともほとんどございませんのでご安心下さい。また、自律神経系のバランスが乱れがちになっていると、眼球への十分な血液供給が確保されにくくなることもあります。喉元に存在する星状神経節は、頭・頚部一帯の循環に大きく影響する自律神経系の細胞体になります。この星状神経節へ、スーパーライザーという近赤外線を照射することで、眼精疲労の回復を早められるように、自律神経系のバランスの乱れを整えることに関係してきますので、併せての使用をお奨めしております。