2019.09.02
坐骨神経痛
ある日突然、お尻から太ももの裏、さらには
ふくらはぎから足裏まで痺れてきた方
以下のようなことは思い当たりませんか?
この様なお悩みの方は当院へお越しください
- 長時間、片方のお尻に体重が乗って座りっぱなしの事が多い。
- 前かがみになるとお尻から足裏までビリっと電気が走る。
- 以前と比べてお尻が下がって(たるんで)きた感じがする。
- ぎっくり腰をやった後から痺れが強くなった。
- 昔、バレエをやっていたことがある。
- どちらかというとガニ股気味である。
以上の項目で、当てはまることが多いと感じられる方は、坐骨神経痛の恐れがあります。姿勢が癖となり症状が悪化する前にお早めにご相談下さい。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛という名称は、あくまでも症状名の1つに過ぎません。腰が痛くなって病院に行ったら、坐骨神経痛と言われたんですけど・・・と言われる方が結構いらっしゃいます。
腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋症候群など、原因となる疾患の存在が疑われます。
ヘルニアの場合は腰椎の付近で、梨状筋症候群の場合はお尻の辺りで、坐骨神経の走行部位に圧迫・絞扼(こうやく:締め付けられること)などの邪魔が加わることになり、お尻から太もも裏、ふくらはぎ(時としてスネ)、そして足裏という具合に、下肢の後面側を主とした痛み・痺れが出やすくなります。
坐骨神経痛の場合、片側一方の下肢に症状が現れます。
もし、足の付け根や太ももの前側に痺れが出る場合は、仙腸関節炎や大腿神経痛などと、足の痺れの全てが坐骨神経痛という訳ではありませんので、他の類似疾患との鑑別も重要になります。
当グループならではの坐骨神経痛治療について
一言で坐骨神経痛と言っても、前述の通り、その原因と考えられる疾患は多岐に渡ります。その為、どこに主たる原因が潜んでいるかを確かめるための検査を入念に行なうことから、当院の治療は始まります。
当院の坐骨神経痛治療のポイント
- 鎮痛(疼痛緩和)を目的とした鍼灸治療
- 筋骨格調整という施術
痛み・痺れの強さと範囲、そして、原因となっている場所によって治療法は異なりますが、腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋症候群など、坐骨神経に圧迫・締め付けを起こしてしまう部位は、比較的身体の深いところに存在するため、鍼治療によるアプローチが奏効することが多々あります。
痛み・痺れの度合いが強い場合は、周波数を高めに設定した低周波通電を併せて行い、辛さの軽減を図ることもございます。
鍼刺激の強さは、適宜お伺いしながら治療を進めて参りますので、鍼治療が初めてという方でもご安心下さい。
骨盤周りから太ももの裏の範囲の筋肉の硬さによっても、坐骨神経痛様の痛みが出る場合がございます。
その際には、筋骨格調整という施術で対応させて頂くこともございます。