2019.12.13
よく首を痛める…でも左ばっかなのはなんでだろう(*_*)
最近ゴルフを趣味にされてる方多いですよね!
一昔前はお高いスポーツの印象や、接待のイメージでしたが、近ごろでは20代くらいの若者でもゴルフを楽しむ方が増えてきているみたいです。
何度練習しても同じように打てなくなる…私もコースに出たりすると思い通りにいかず我慢しきれず崩れてスコアがボロボロに…泣
なんで練習通りいかないんだろう…。
今回は休日にゴルフを楽しみにされている方が首の痛みで来院されたので、ご紹介いたします。
この方の特徴はこんな感じでした
- 40代 男性
- 建設業
- 週2回のゴルフが趣味
いつも決まって首を痛めてしまう…それも左だけ…。
左手の小指側にはしびれも感じたりする。
過去にもゴルフでスイングした瞬間痛めたり、仕事と重たい物持って痛めたり、
寝起きで痛めたり…
1年に2~3回は首が痛くなるそうです。
お仕事柄上を見上げたり身体をよく動かしたりするので、首が痛いと仕事が集中できない、せっかくの休日のゴルフも満喫できない…定期的にくる痛みってイヤですよねぇ。
ゴルフも仕事も片方の動きが多かった!身体が左右対称じゃないと…。
左首のかなり付け根に痛みが出ていて、首は全然振り返れない…傾けられない…上もしっかり天井が
見えない…などかなり動きの制限が出るほどお辛そうでした。
今回の原因は腹筋ローラーでコロコロ頑張って奥まで伸びをして…戻ってこようとしたらビキッ!
と痛めたそうです。
痛めるときの理由はなんでもあり得ますけど…腹筋ローラーは初めて聞きました…笑
左首と耳の付け根の辺りが一番痛そうでしたので、そこには胸鎖乳突筋という強い筋肉がついています。
腹筋ローラーの体勢が悪かった…などはありますが、問題なのは痛みを頻繁に繰り返していることです。
この方の今回の痛みは首の筋肉の硬さによる痛みですが、そこに負担が来る理由があるはずです。
痛みをしっかり取り、繰り返さないようにする。その上でゴルフも全力で楽しむ!
この方のそんな願望(ゴール)をかなえたいと思いました。
今回の症状に対する当院の治療の流れ
痛みを取ったら目立つ左右差をなくすこと!
治療のPOINT
- 表面の硬くなっている筋肉をしっかりゆるめること
- 左右差をなくすようにすること
施術
まずは原因の筋肉をしっかりゆるめること。
その上で動ける範囲を広げていくように施術していきました。
完全に左側の首の筋肉だけガチガチに固まっていました。
重たい物を左側で持つことが多いのと、ゴルフが片方のスイングになっていることで使い方は偏りますよね。
見ていたら姿勢も猫背気味で左肩の方が巻き肩がとても強く出ていました。
左側がとても頑張ってしまうような筋肉の使い方だったんですね。
そういった目立つ左右差、ガチガチな筋肉、などが負担となってよく同じところを痛めてしまっていた
ようです。
初回の施術で動ける範囲は広がって痛みも半分くらいになりました。
ただ…ちょっとしたら身体は戻ろうとします、とはお伝えして一週間以内には診させてもらいました。
2回目
痛みの程度は半減していて、右に振り向く動きだけつらさが目立っていました。
「この前来た後、久々に身体の感覚が良かったよ!」
と喜んでいただいていたのでよかったです。
繰り返し痛める方に多いですが、首も支える筋肉が使えていないことで痛めやすいです。
今回は宿題として簡単な体幹トレーニングと顎を引く運動をお伝えしました。
3~5回目
首の痛み、しびれ感もずいぶんと落ち着いてきました。
まだ硬さによる鈍いつらさは残っていましたが、今後自分で保てる身体作りをお伝えするつもりです。
6回目以降
この方はゴルフでの体の使い方に興味津々でした。
どうすれば体幹、重心が安定するか…自分で出来る方法ってあるんで、
「わぁ!スゴッ!軸が安定する!」
といい反応が得られてよかったです。
総括
ゴルフのために身体をよくしたい!ゴルフのためのトレーニングがしたい!
という方は結構多いです。
ただ楽しむための身体作りをしってる方はあんまりいませんね。
せっかくゴルフをするなら楽しみたいし…スコア100とか切ってみたいですよね!
そのためにはまず身体の不調がないこと、そのためのトレーニングなんかもお伝えします。
電気でトレーニング出来る機械もあり、そのおかげで、
「ドライバーの飛距離が伸びた!」
なんて方もいらっしゃいます。
浅草・千束・今戸・南千住で慢性的に身体のつらさでお悩みの方、ぜひご来院お待ちしております。