2020.01.23
ギックリ腰を繰り返す(´・ω・`)〜不安定性腰痛〜
皆さん自動車はご利用になられますか?
東京に住んでいると、電車やバスを使えば生活には困らないかと思いますが、そうは言っても小さいお子様がいたり、荷物を運んだりする時には車があると便利ですよね。
車に乗って郊外へお買い物。そんな日常の中に腰を痛める要因が・・・
今回は車から降りて、荷物を下ろそうとした際に腰を痛めた、という事例を紹介いたします。
急性腰痛 50代女性 事務職 車から荷物を降ろして腰を痛めた
- 姿勢を変える時に腰が痛い
- 座っていて立ち上がる時に腰が痛い。
- 朝腰が痛くて動き始めるまで時間がかかる
- 1シーズンに1回はギックリ腰
- 立ち上がり時に腰が抜けるような感じがある
この女性の方は土曜日に郊外のアウトレットモールへご家族と買い物に行き、帰宅して荷物を車から降ろそうとした際に腰がピキッとなって動けなくなったそうです。
一晩休んだら少し動ける様になったけれど、まだ痛みがとれず、明日からの仕事が不安という事で来院されました。
ギックリ腰(急性腰痛症)
何か重いものを持って腰を痛める事はよくある事ですが、話を聞いていると、痛めたのは後部座席の荷物を中腰のまま、横向きで降ろそうとして痛めた、との事でした。
通常荷物の上げ下げは腰を落として体の前で行えば、腰への負担を軽減できますが、このケースでは荷物がそれほど重くなかった事、車内から地面への移動だった事、いつもより道が混んでいて、長時間座った状態からの動き出しだった事が良くなかったのだと思われます。
隠れている要因 〜不安定性腰痛
長時間の同じ姿勢からの動き出しは筋肉は強張って動きにくくなってしまいます。そこに無理な負担がかかれば腰を支える組織が耐えられず、ギックリ腰に、というケースは多々あります。
この方の場合は、腰を支える筋肉等の組織を痛めたと判断しましたが、その隠れた要因として、腰を支えるべきインナーの筋肉が上手く機能していないと予測しました。
詳しくお話を聞くと、ここ数年季節の変わり目ごとにギックリ腰に見舞われるていたとの事。普段はデスクワークで仕事中は座りっぱなしでいる事。
実際にインナーの筋肉のチェックをすると明らかに働きが悪い事が判明しました。
このクライアントさんの治療の流れは?
初回来院時・・・まずは痛めた組織の周囲の緊張を緩め、動きが楽になる様に調整いたしました。
日常生活は痛みのない範囲で動く事、簡単なエクササイズをお伝えして、初回の施術は終了。2日後の来院を促しました。
2回目来院時・・・初回来院時に比べ痛みは半分程度になっていました、前回と同様の施術を行い、ご自身でやっていただくエクササイズも増やしました。
4回目来院時・・・痛みも日常生活のなかでは気にならない程度に落ち着きました。
ここ数年ギックリ腰を繰り返しており、今後の再発予防のためにもインナーのトレーニングをお伝えしました。
人間「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではないですが、痛みが落ち着くと、施術終了してしまう方も多いです。
この方は家族皆んなでスキーを楽しみたい、という願望がありましたので、根本的な原因であるインナーの強化を勧めました。
どうしても自分でコツコツやるのは苦手、との事なのでEMSを使ったトレーニング『楽トレ』を体験していただきました。
その変化を実感していたただいたので、今も継続して来院されています。
リバース千束通り鍼灸整骨院では
- 健康に生きられる、時を創る。
当院では腰の痛みがどこから来ているのか、その根本原因を問診、視診、触診、検査を通してしっかりと鑑別し、各々の原因にアプローチし、一日も早い回復を目指します。
その上で
「出来なかったことが出来る」
「再発予防」
「前よりもパフォーマンスが向上する」
を目指してサポートをしていきます。
前述の女性は週に2回程度『楽トレ』でインナーのトレーニングを継続しています。
そのおかげか、この冬も毎週のようにスキーに行かれていますが、「スキーの滑りが以前より安定している」「シーズン初めの滑りでも筋肉痛が出なかった」喜んでいただけました。
当院では痛みや辛さが無く仕事が出来る、という事はファーストステップと考えております。その先、バリバリ仕事をこなしたり、好きなスポーツを楽しんだら、というところまでサポートさせていただく事を目指しております。
慢性的な腰痛、ギックリ腰を繰り返している方、一度当院までお気軽にご相談ください。
お一人お一人に合わせた施術内容、施術の計画を組んで、
少しでも皆様のお役に立てる様、全力でサポートさせていただきます!