2020.11.21
危険な腰痛!?
『腰痛』でお悩みではありませんか?
「病院でヘルニアっぽいと言われた」
「長年腰痛に悩まされている」
「年齢のせいかな?」
「力仕事だから一生付き合っていかないと」
人によって感じるところはそれぞれかと思います。
俗に世の中の人の8割は、人生の中で腰痛を経験しているともいわれています。
そんな腰痛ですが、様々な症状がみられます。
今回は腰痛の分類についてみていこうと思います。
腰痛の分類
- 特異的腰痛と非特異的腰痛
厳密に言うと、世にいう『腰痛』とは病名ではなく、症状を指しています。
そして世の中の腰痛の85%は検査等でも原因の特定できない、(病名を特定できない)『非特異的腰痛』と呼ばれるものです。
これを、さらに細かくみていくと、
〇筋・筋膜性腰痛
〇椎間関節性腰痛
〇仙腸関節性腰痛
等に分類されたりします。
非特異的腰痛は日常の姿勢、仕事やスポーツ動作等々のメカニカルなストレスからくることが多いです。
これに対し、残り15%は病名・疾患名のつくもので、『特異的腰痛』と呼ばれます。
危険な腰痛
ここで気を付けなくてはならないのが、『特異的腰痛』の中に5%程度の頻度ではありますが、重篤な疾患の隠れている腰痛も含まれることです。
例えば、
・下肢に症状がある
・横になって寝ていても痛みが変わらない
・発症年齢が20歳未満、もしくは55歳以上
・ガンなどの既往歴がある
・急な体重の減少
・発熱
等がみられる場合、「重篤な疾患」が隠れている事があります。
「重篤な疾患」とは、
・腰椎骨折
・悪性腫瘍
・感染症
・解離性大動脈瘤
・馬尾症候群
etc.・・・があげられます。
もしこれらの疾患だった場合、早期の治療を開始しないと重篤な後遺障害が残ったり、命に関わることにもなりかねません。
これらを鑑別するには、その危険な兆候を正確にとらえる必要があります。
(詳細はまた別の機会に)
ただの「腰痛」、と甘く見ないで何か変だな、と思ったら専門の医療機関を受診しましょう!
健康に生きられる、時を創る。
- 私達の目指すものは、クライアント様の『願望実現』と『健康寿命』を伸ばし、人生の質を高めるためのサポートです
当院では「腰の痛み」がどこから来ているのか、その根本原因を問診、視診、触診、検査を通してしっかりと鑑別し、各々の原因にアプローチし、必要があれば他の医療機関とも提携し、根本的な痛みの改善を目指します。
その上で
「出来なかったことが出来る」
「再発予防」
「前よりもパフォーマンスが向上する」
を目指してサポートをしてまいります。
急性の腰痛、慢性的な腰痛でお困りの方は当院までお気軽にご相談ください。
『解剖生理学(施術)』×『運動指導』×『栄養指導』をベースに、お一人お一人に合わせた施術内容、施術の計画を組んで、皆様のお力になれる様、全力でサポートさせていただきます!!