2020.02.23
産後2ヶ月、膝が痛い(T_T)
妊娠、初めての出産、初めての育児。
何もかもが新鮮で笑顔が絶えない日々(^_^)
そうは言っても訳がわからず
あたふたしてしまう事もしばしばかと思います。
赤ちゃんとの忙しいながらも、楽しい日々、と思っていたら体のあちこちに痛みが(-_-;)
産後のお母さんは腰痛、膝痛、股関節痛、肩の痛み、手首の痛み、恥骨痛等々・・・
実際は痛みで笑顔にならない、というケースも多々あります。
今回はそんな中でも産後のお母さんに多い、膝の痛みを訴えていらした方のケースをご紹介いたします。
30代 女性 産後3ヶ月 膝痛
- 出産後2ヶ月目くらいから両膝が痛みだした
- 立ったり、座ったりがツラい
- 子供を抱き上げる時ツラい
- 朝目が覚めた時、膝が痛い
- 階段の昇り降りがツラい
- 痛みがだんだん強くなってきている
里帰りして出産。産後1ケ月は実家で静養しつつ育児。
2ヶ月目に入って、台東区の自宅へ戻ってきた頃から両膝に痛みが出始めた。
お子さんが大きくなるにつれ腰や膝にかかる負担も増え、育児にも支障が出始めている。
御主人は育児に協力してくれるが、帰りが遅いので平日は一人でお世話をしなくてはならない。
産後の膝痛
出産後に膝の痛みが出る原因としては、いくつかの考えられる要因があります。
・赤ちゃんのお世話のために立ったり座ったりという動作が増える事からくる膝関節への急激な負担増
・妊娠中の体重増加に伴う膝関節への負担増
・ホルモンバランスの変化
・妊娠に伴う姿勢の変化からくる膝関節への負担増
・筋力低下
等々、いくつかの要因が重なり合って痛みが出てくるケースが多いです。
大腿前面の筋肉の緊張
この方の膝関節に関しては、検査の結果、靭帯や半月板等に損傷はみられず、安静時の痛みはありませんでした。また、水が溜まったり、腫れたり、皮膚の変色もみられませんでした。
この事から組織損傷はないと判断しました。
姿勢は産後のママさんに多いスウェーバックな姿勢、つまり妊娠中と同じくお腹が前に出ている癖が残っていました。
結果的に大腿の前面の筋肉に負担がかかり過ぎて、膝関節に痛みが出ていると考えました。
この方の治療の流れは?
初回~5回目来院時・・・膝への負担を減らすため、大腿の筋緊張を緩めるとともに、産後で弱っている骨盤周りを整えていくため、『産後骨盤矯正』のメニューを行いました。
また、矯正、調整と共に衰えた筋力を戻すための簡単なエクササイズを自宅でも行っていただきました。
通院頻度としては、良い状態を体に覚えさせるため、週に1回の来院を促しました。
6回目来院時・・・初回に比べ膝の痛みが軽減してきたとの事です。この方は運動の習慣がなかったので、エクササイズも少しづつ負荷を上げるように設定しました。さらに痛みを出にくくするため、調整を続けるのに併せて、応用的なトレーニングや育児や家事をする時の姿勢の見直しも行いました。
10回目来院時・・・育児で疲れた時は膝に痛みや違和感の出る事もあるけれど、立ち座りや、起床時の痛み、階段昇降時の痛みは当初に比べかなり改善されました。
これ以降は痛みの出にくい体、戻らない体を目指して、間隔をあけながらメンテナンスを続けることを提案いたしました。
リバース千束通り鍼灸整骨院では
- 我々の施術の目的は、クライアント様の『願望実現』と『健康寿命』を伸ばし、人生の質を高めるためのサポートです
当院では膝の痛みがどこから来ているのか、その根本原因を問診、視診、触診、検査を通してしっかりと鑑別し、各々の原因にアプローチし、一日も早い回復を目指します。
その上で
「出来なかったことが出来る」
「再発予防」
「前よりもパフォーマンスが向上する」
を目指してサポートをしていきます。
前述の女性は、膝の痛みが落ち着いてきたので、お子さんのお世話や家事労働がスムーズにできるようになってきました。
膝が痛い時は、抱っこしてあげたいのにできない、というストレスがあったようですが、今は育児中も笑顔でいられる時が増えているようです。
なんだかんだ言っても育児は大変です。体が辛くなる事も多々あるので、定期的にメンテナンスに通っていただいています。
当院では痛みや辛さが無く育児や家事が出来る、という事はファーストステップと考えております。
その先、日々の育児を笑顔で楽しくできる、不安無くできる、というところまでサポートさせていただく事を目指しております。
産後の腰痛、膝痛でお困りの方、是非一度当院にご相談ください。お一人お一人に合わせた施術内容、施術の計画を組んで、
少しでも皆様のお役に立てる様、全力でサポートさせていただきます!!
*小さなお子様と一緒でも安心して施術が受けられる様に、親子スペースも用意しております。もしお子様が泣いてしまってもスタッフがサポートいたします。(要予約)