2019.09.03
股関節痛
椅子から立ち上がろうとするときをはじめ、
歩行中や片足に体重を乗せて立っているとき、
あるいはスポーツの最中などに、
太ももの付け根やお尻周りが痛むという方で、
以下の項目で思い当たることはございませんか?
この様なお悩みの方は当院へお越しください
- 胡坐をかけない。
- デスクワークなどで長時間座りっぱなしのことが多い。
- きつい下着で、太ももの付け根を締め付けていることが多い。
- 頻繁にジャンプを繰り返すようなスポーツをしている。
- 体重がオーバー気味である。
- もともと腰痛持ちである。
- マラソン・ジョギングをしている。
- 脚の長さが、左右で違う気がする。
- 脚がむくみやすくなった。
出産を境に、股関節周りに違和感が出始めた股関節の痛みは、日常生活の様々なシーンに影響してくるのではないでしょうか?痛む場所が場所だけに、どうしようかな・・・と悩み続けずに、まずは症状が悪化する前にお早めにご相談下さい。
股関節痛の原因
股関節は上半身の体重を受け止めなくてはならないことから、関節自体の咬み合わせは強固ではあるものの、脆弱な側面もあります。
股関節周りを取り囲む筋肉は、日常における股関節のほぼ全ての動きと密接に関わり、股関節の痛みに大きく影響してきます。
股関節は、寛骨と呼ばれる骨盤を形成する骨と、大腿骨によって構成されます。寛骨側はお椀状になっており、そこへ、ボール状になった大腿骨頭がはまり込むような感じになっています。ですが、大腿骨側の形状が特殊な割りに、上半身の体重をしっかりと受け止めなくてはならないことから、関節自体の咬み合わせは強固ではあるものの、脆弱な側面もあります。
その為、関節の安定性を確保しつつ、上半身側の重さを受け止める必要がある故、股関節周りを取り囲む筋肉は、臀部、鼠径部、大腿部ともに、大きく強固なもので構成されています。これらの筋肉は、歩く・走る・ジャンプする・座った状態から立ち上がるなど、日常における股関節のほぼ全ての動きと密接に関わりますので、その柔軟性の有無は、股関節の痛みに大きく影響してきます。
成長期のスポーツでの酷使によるグローインペインなどは、筋性の痛みになりますが、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全、変形性股関節症などによる骨性のもの、臀部側に存在する骨盤を形成する関節の炎症(仙腸関節炎)なども、股関節の痛みを引き起こす原因となります。
当グループならではの股関節痛治療について
股関節周りにまつわる悩みに対して、鍼灸治療・骨盤矯正・内臓マニュピレーションなど、様々な施術方法で対応させていただいております。
当院の股関節痛治療のポイント
- 痛みにダイレクトにアプローチする鍼灸治療
- 骨盤矯正・内臓マニュピレーション
- 患者様に合わせた治療法
股関節痛は、それを取り囲んでいる筋肉の硬さによって痛みの出具合が大きく左右されます。周辺の筋肉の硬さは、寛骨(骨盤の骨)と大腿骨頭との咬み合わせを強めるだけでなく、関節の可動域を狭めることにもつながります。
鍼灸治療では、表面の大きな筋肉だけでなく、深部の小さな筋肉の硬さも弛めることで、痛みの緩和と可動域の拡大を図ることが可能になります。また、骨盤矯正は、脚の長さの違いや、仙脹関節(臀部側にある骨盤を構成する骨同士の咬み合わせ)の歪みに由来する股関節痛と思われる場合に有効です。
股関節の痛みだけでなく、下肢の冷えやむくみも気になるという方には、内臓マニュピレーションがお奨めです。内臓が下垂気味になることで、鼠径部に圧迫が加わり続け、血液とリンパの流れが滞りがちになることで、股関節痛につながることもございます。股関節周りはデリケートな部分になりますが、当院には、女性スタッフも多数在籍しておりますので、女性の患者様もどうぞご安心下さい!