2023.03.13
胸郭出口症候群
最近、腕から手の指先まで、痺れるようなダルイという感じがある方で、
以下のような事は思い当たりませんか?
お悩みの胸郭出口症候群にも、当院なら解決できる可能性があります。
- 腕から手・指先まで痺れる。
- 冷感、あるいは灼熱感がある。
- デスクワーク中に、顎・顔が前に突き出てしまうことが多い。
- 巻き肩で胸を閉じるような姿勢になっている。
- 20代~30代の女性。
- なで肩気味である。
- 猫背になりがち。
- 深呼吸がしにくい感じがある。
- 手首の脈が触れにくい。
腕や手先の痺れは、首のヘルニアだけが原因ではありません。胸郭出口症候群は、首の前側から鎖骨の近くにかけての範囲がきっかけとなり、腕から手先にかけての痺れをもたらすことがございます。気になる点がございましたら、当院までお問い合わせ下さい!
胸郭出口症候群の原因
肋骨と頚椎を結ぶ筋肉が狭められ、神経や血管が圧迫され、腕から指先までに痺れや冷感などを中心とした症状が現れることがあります。
胸郭出口症候群は、20代~30代の、痩せ型・なで肩の女性に多く見られるという特徴があります。(男女比は、1:2~3)
胸郭出口症候群は、20代~30代の、痩せ型・なで肩の女性に多く見られ、腕から手先までの痺れや冷感(時には灼熱感)を呈するという特徴があります。胸郭とは、肋骨・胸骨・胸椎によって形成される鳥籠状の骨の枠組みを指し、胸郭出口とは、この骨の枠組みの上方、すなわち、首寄り側の開口部付近を意味します。
この部分には、肋骨と頚椎を結ぶ筋肉である、斜角筋(前・中・後の3種類)があり、なかでも、前・中斜角筋によって作られる隙間を斜角筋隙と呼び、この部分を、頚椎から始まり上肢に至る神経の束や、動脈・静脈などの血管系が通過します。
胸郭出口症候群は、この斜角筋同士の隙間が狭められることにより、神経や血管が圧迫され、腕から指先までに、痺れや冷感などを中心とした症状が現れることになります。
神経・血管が圧迫される可能性がある場所は、斜角筋隙の他にも、第一肋骨と鎖骨の間(肋鎖間隙)、肋骨の前側と胸の筋肉(小胸筋)の間などがあるため、胸郭出口症候群と同じような症状が現れても、神経・血管の圧迫されている場所に応じて、症状名が変わる場合があります。例)肋鎖症候群、過外転症候群など
当グループならではの胸郭出口症候群治療について
当院では鍼灸治療をお勧めいたしております。
当院の胸郭出口症候群治療のポイント
- 患者様の状態に合わせてコーディネートした治療方法をご提案します。
胸郭出口症候群が疑われる場合、首の前側から鎖骨の上下域、さらには肩の前側までの範囲が固まりやすくなっている傾向が見受けられます。
これらの場所の硬さを和らげるために、当院では鍼灸治療をお勧めいたしております。腕に至る神経の通り道でもある斜角筋隙付近は、範囲も狭く、周りの筋肉も細めで厚みのないものが多いため、細かくターゲットを絞った刺激が必要になるためです。但し、首に鍼を打たれるのはちょっと・・・という場合であれば、マッサージなどで対応させて頂きます。
また、鎖骨周りから胸側まで触れられるのが恥ずかしいという方もいらっしゃると思います。当院には、女性施術者も多数在籍しておりますので、ご安心下さい。